【心のスケッチ】
※絵は過去に描いた絵です。合う絵が出来たら追加します♪

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-心のこだま-
キャンバスの中でいつも君は微笑む。
今日は君は何をする?どこへ行こうか?
話かけるように絵の中の君の姿を描き続ける。
絵の中で君は宝石の輝きの色のように変わる。
泣いたり笑ったり怒ったり。
元気に動き回ったと思えば、静かな動作に変わったり。
『いつも一緒だよ。いつも君を見守ってるよ』
それはキャンバスの中の世界。
君に触れることは出来ない。
その声が聞こえることもない。
話しかければ、君は答えてくれる。
それは、君じゃなく自分の心が答えただけ。
絵の中にいる君の姿も言葉もすべて自分が思い描いた世界。
目に見えても、そこには君の心は無い。
泣いても良い、怒ってくれても良い。
その後は、喜びを分かち合いたい。
何度も繰り返す心のやりとり。
その中で、側で君自身の心にずっと触れていたい。


-光の拡散-
描かれる世界は様々に変わる虹色。
描いた絵は様々な人の目に映る。
光に見える人もいれば、闇に見える人もいる。
描く世界は届いてほしい場所があるから。
それが何処なのかは分からず、いつかたどり着けると信じて
常に思い浮かぶイメージを絵の中に込める。
輝く絵の世界。
さまざまな場所に光が反射して拡散されていく。
光が強ければ強いほど広がる。
強い光ほど冷たい氷も溶かす。
氷が溶け、その光をが発する道筋をたどれば
求めてた心の場所へ・・。
【END】

※あとがき※
この文章を制作したのは、あるアニメを見たからです♪
とても綺麗で切ない話の世界でした。